満月の下、蘇る



「はあ、驚き過ぎてもう疲れた」







櫂「まじそれな・・・」









ル「お前ら若いくせに何言ってんだよ!

あ、お前らのクラスは1ー0.5な」








「なんだその意味わかんないクラス番号。

小数点なんて初めて聞いたぞ」








ル「あー、それはウィルソンの気まぐれ

特に意味は無いから気にすんな。」










櫂「出たよウィルソンさんの気まぐれ」











「ほんとウィルソン自由すぎるし意味わかんないよな〜・・・」











ル「あ、言い忘れてた。

クラスに『月華ーGekkaー』の副総長と幹部が1人いるから気をつけろよ」











「月華って何年も全国№1守り続けてるやつ?」











ル「そうそう。

この学校に通ってるやつの半分は月華。

まあ、気を付けろったってお前ら人見知りだから平気か」











櫂「ふーん。

ま、俺らの正体なんて分かるわけがないし特に問題はないね。」












ル「そうだな(笑)

お前らの正体は誰にもバレねえだろうな(笑)

お!着いたぞ。俺が呼んだら入ってこいよー」












「・・・なあ櫂」











櫂「・・・ん?」











「・・・見えた・・・オレンジと黄色。

・・・面白くなる予兆」











櫂「・・・へぇ〜。楽しみだな」










「ああ。すげえ楽しみ」











そう言い2人とも楽しそうに口角をあげた。










彼女は何が見えたのか。そしてこれから何が起こるのか。












それは、この2人にしか分からない────




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