熱砂の国から永遠の愛を ~OL、砂漠の国のプリンスに熱愛される~
もう、そんなこと、
どうでもいいことだけど。
今でも仲よくしてもらってる
サークルの先輩だ。
「池山さんに、中東のこと……
ビジャールのこと、
教えて欲しいと思って」
「中東か……なんだ、そうか。
単純に聞きたいことがあって、
それで、俺を呼び出したのか?
個人的に会いに来てくれるなんて
、なかったからね。まあいい。
何の話だろうと期待したよ」
「当たり前じゃないですか?
用事があるから呼び出したんです。
今さら何を期待すること、あるわけないじゃないですか」
「そうだな」
私も、快く笑った。
「池山さんは、何よりも、
仕事を優先してるくせに」
「最近は、そうでもないよ。
ずっとそんな風にしてきたからね。
その反動も大きいよ。
特に外国で暮らしてるとね」
「そうですか。
中東には、美人多いでしょう?」
「そうだな」
と頷いただけで黙ってしまった。
まだ、独身で
恋人もいないんですか?
仕事ばかりじゃない、
他にも充実してるっていうこと?
「それで?俺にできることってなに?」