熱砂の国から永遠の愛を ~OL、砂漠の国のプリンスに熱愛される~
「ファイサル、私……」

彼が、むくっと起きて
今度は私の肩をつかんだ。

「何?」

「えっと……」

「まさか、断るつもり?」

「ごめんなさい。ファイサル」

彼は、大きく息を吸った。

息を吐きだす前に彼が言う。

「理由は?私が外国人だから?

それとも、アラブ人だから?

ビジャールの王子だから?」

「ファイサル、
あなたがただの外国人っていうだけなら、
あなたのプロポーズ受け入れるわ。

でも、あなたは、ただの外国人じゃない。
小さな国だけど、その国の王位を継ぐ人」

ファイサルが、必死に弁護する。

「私は、前に言ったはずだよ。

ビジャールは、
日本の岡山県と同じ広さだ。

王族と言っても、
とっても規模が小さいんだ。
それほど気にすることはないよ」

「ファイサル、私もいろいろ考えたの。
例え、あなたがそう言っても
私には荷が重すぎる」
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