熱砂の国から永遠の愛を ~OL、砂漠の国のプリンスに熱愛される~
でも、それじゃダメ。

心地い良いとか、
いい思いができるかどうかで
相手を選ぶべきじゃない。

『ファイサル?そうじゃないって。
私が結婚する相手は、
あなたのように
裕福じゃなくても構わない。
ゴージャスじゃなくていい。

普通にその辺にいて、
気が付いたら自然に横にいてくれる人がいいの。

唯一の条件は、
私がずっと一緒に居たいと
思うほど好きかどうかなの』

彼は、いっそう強く抱きしめる。


『結婚してから、好きになればいい。
好きになってもらうためなら、何でもするよ。

必ず、君のこと退屈させない。
きっといい夫になるから。

美夜、お願いだ。
一緒に来てくれ。君と離れたくない』


『ファイサル、時間がないのも分かるわ。
だけど、あなたの事よく知らないし。

よく知るためには、時間が必要なの。
今は、私、あなたの事を
愛してるとは言えない。
だから、このまま
自分の気持ちに反してまで、
あなたと結婚なんかできない』
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