熱砂の国から永遠の愛を ~OL、砂漠の国のプリンスに熱愛される~
「池山さん?やっぱり、そんなの間違ってます。池山さんは、好きな人を見つけて幸せに暮らしてください」
「俺、美夜ちゃん好きだよ。
それは本当だし、こうして一緒に暮らすのも悪くないだろう?
だから、いいじゃん。ドバイ一緒に行こうよ」
「池山さん、ダメです」
「じゃあ、どうするの?
本気で一人で育てられるの?
仕事して、育児してやっていけるの?
あいつに認知してもらうの?
まさか、そんなこと頼めないよね?
子供の父親のとこ、空欄にするつもり?
そっちの方がよっぽど可哀想じゃない?」
「そんなこと、出来ません。だって、池山さん関係ないですから」
「関係ないか。確かにそうだね。でも、初めて誰かと結婚してまでつなぎ止めたいと思ったよ。そうすることで、彼が望んでも手に入らなかったものが俺のものになる」
「池山先輩、それって、かなり歪んでますよ。
それに、ファイサルは私のことなんかきっと忘れてます。
悔しがらなかったらどうするんですか?」
「そうかな」