スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
《広瀬さん、保留になっていた家具があったろ? 俺がツテで、雰囲気に合う物を取り扱っている店を見つけたんだ》
副社長からの電話の内容に私は驚いてしまい、一瞬ア然とした。
「橘副社長が見つけてくださったんですか……?」
《ああ、どうしても気になってたから。それで、直接見に行けたらいいんだけど、広瀬さんの仕事の都合はどうかな?》
「えっ⁉︎ あ、私はいつでも大丈夫です。調整はできますから」
直接見に行くって、まさか私と橘副社長が……? 思いもよらぬ展開に戸惑いつつも、副社長の真剣な口調に、余計な質問はできない雰囲気を感じる。
《じゃあ、急で申し訳ないんだけど、今日の二時からはどう?》
「大丈夫です。橘トラストホールディングスにお伺いすればいいですか?」
《いや、俺がそっちへ迎えに行くよ》
と言われ、副社長からの電話は切れた。呆然としながら受話器を置くと、優奈が興奮気味に声をかけてきた。
「ちょっと実和子ってば、橘副社長からの電話だなんてスゴイじゃない」
オフィスには、五十人ほど従業員がいるけれど、日中は外出で半分も人がいない。
優奈の声は思いがけず響いていて、先輩や後輩事務員たちも、控えめに私に視線を向けていた。
「スゴイわけじゃないよ。副社長は、ダイニングバーのオープンに、かなり力が入っているみたいだから。熱心なだけ」
副社長からの電話の内容に私は驚いてしまい、一瞬ア然とした。
「橘副社長が見つけてくださったんですか……?」
《ああ、どうしても気になってたから。それで、直接見に行けたらいいんだけど、広瀬さんの仕事の都合はどうかな?》
「えっ⁉︎ あ、私はいつでも大丈夫です。調整はできますから」
直接見に行くって、まさか私と橘副社長が……? 思いもよらぬ展開に戸惑いつつも、副社長の真剣な口調に、余計な質問はできない雰囲気を感じる。
《じゃあ、急で申し訳ないんだけど、今日の二時からはどう?》
「大丈夫です。橘トラストホールディングスにお伺いすればいいですか?」
《いや、俺がそっちへ迎えに行くよ》
と言われ、副社長からの電話は切れた。呆然としながら受話器を置くと、優奈が興奮気味に声をかけてきた。
「ちょっと実和子ってば、橘副社長からの電話だなんてスゴイじゃない」
オフィスには、五十人ほど従業員がいるけれど、日中は外出で半分も人がいない。
優奈の声は思いがけず響いていて、先輩や後輩事務員たちも、控えめに私に視線を向けていた。
「スゴイわけじゃないよ。副社長は、ダイニングバーのオープンに、かなり力が入っているみたいだから。熱心なだけ」