スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
「りょ、亮平さん?」

「誰にも邪魔されない間は、海より俺を見ろよ」

首筋にキスをしてくる亮平さんに、ドキドキと胸が高鳴る。抱きしめている手が胸に伸び、優しく動かされると、甘い声が漏れてきた。

「あっ……、亮平さん……」

亮平さんは、呼吸が乱れる私を自分の方に振り向かせると、今度は唇で唇を塞ぐ。

「ん……」

彼に身を預けるように、体の力が抜けて寄りかかった。そんな私を抱き上げた亮平さんは、ベッドへ優しく下ろす。

「実和子、好きだ」

「亮平さん……。私も好き……」

服を脱がされ、体中にキスをされる。亮平さんの真っ直ぐな気持ちはいつも嬉しくて、初めて会ったときは、こんな日がくるとは思わなかった。

素肌を重ね合いながら、この先もずっと幸せな時間を過ごしたいと願う。

萌さんのことは、サラッと聞いてしまおう。指輪を贈ってくれたり、こうやって抱いてくれる彼が、私を裏切るとは思えない。

たとえ萌さんと付き合っていたとしても、過去は仕方ない。だけど、未来は違うんだと教えてくれれば……。

スプリング音が響くベッドのうえで、私たちは強く強くお互いを求め合ったーー。
< 123 / 257 >

この作品をシェア

pagetop