スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
キッチンに響く私の甘い声と、亮平さんの色っぽい息遣い。亮平さんは意地悪く、私の反応を見ながら、力を加減していく。

「実和子、元カレと再会して懐かしかった?」

亮平さんはこんなときに、圭介の話をしてくる。私は甘い声を漏らしながら、なんとか首を横に振った。

「それなら良かった。仕事絡みで再会したんなら、また会うこともあるだろうけど、お前は渡さないから」

なにを言っているの……。萌さんのことがなにも解決していないのに、亮平さんは勝手だ。

だけど、そんな亮平さんを問い詰めることもできず、結局こうやって抱かれている私も、たいがい情けない……。

だけど、やっぱりこの温もりを離せなくて、失いたくなくて、私は亮平さんを抱きしめていた。
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