スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
「えっ? でも浅井社長は、亮平さんにやり直してあげてほしいと……」
と、うっかり口を滑らしハッとする。萌さんもビックリしたように言った。
「広瀬さん、そこまで知ってたんですか……? 亮平くんから聞いた?」
「実は……」
こうなったら、パーティーの夜に見たことを話すしかない。浅井社長と亮平さんのやり取りを目撃したことを話すと、萌さんはため息をついた。
「そうなんですか……。実は、久遠寺社長が結婚に昔から積極的で、亮平くんとの交際をよく思っていなかったんです」
萌さんが言うには、海外での立場をしっかりさせたい浅井百貨店と、アパレルメーカーの久遠寺グループは、その業務の損得が一致しているらしい。
特に久遠寺社長は、随分前から萌さんとの結婚話に積極的だったとか。
そこに亮平さんとの交際といずれは結婚したいという気持ちが知られてしまい、浅井社長から反対されたことが始まりだった。
橘社長は政略結婚には興味がなく、久遠寺グループは大口融資先ということもあり、久遠寺社長とはうまく付き合っていきたいらしい。
そんな思惑もあり、あっさり亮平さんたちの交際は反対されてしまった。
そんな話は私にはまるで馴染みがなく、ほとんど人ごとのように聞いていた。
だけど、好きな人と当たり前に付き合うことすら、阻まれる立場にいる萌さんを切なく思える。
と、うっかり口を滑らしハッとする。萌さんもビックリしたように言った。
「広瀬さん、そこまで知ってたんですか……? 亮平くんから聞いた?」
「実は……」
こうなったら、パーティーの夜に見たことを話すしかない。浅井社長と亮平さんのやり取りを目撃したことを話すと、萌さんはため息をついた。
「そうなんですか……。実は、久遠寺社長が結婚に昔から積極的で、亮平くんとの交際をよく思っていなかったんです」
萌さんが言うには、海外での立場をしっかりさせたい浅井百貨店と、アパレルメーカーの久遠寺グループは、その業務の損得が一致しているらしい。
特に久遠寺社長は、随分前から萌さんとの結婚話に積極的だったとか。
そこに亮平さんとの交際といずれは結婚したいという気持ちが知られてしまい、浅井社長から反対されたことが始まりだった。
橘社長は政略結婚には興味がなく、久遠寺グループは大口融資先ということもあり、久遠寺社長とはうまく付き合っていきたいらしい。
そんな思惑もあり、あっさり亮平さんたちの交際は反対されてしまった。
そんな話は私にはまるで馴染みがなく、ほとんど人ごとのように聞いていた。
だけど、好きな人と当たり前に付き合うことすら、阻まれる立場にいる萌さんを切なく思える。