スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
柔らかいソファーに体が埋もれる。驚きの目で見ていると、再び亮平さんの唇が重なった。

だけど、さっきとは違って、今度は熱いキスだ。舌が強く絡まり、呼吸が乱れる。

「ん……。ふ……」

亮平さんの手が私の体を撫で始めて、声が漏れてしまった。

「実和子、反則だ。そんな風に抱きつかれると、離せなくなる」

「亮平さん……」

彼の首に手を回し、お互いにキスを求め合う。何度体を重ねても、いつだって新鮮に思えるほど、亮平さんへの想いを感じていたーー。


「やっぱり、安心しますね。亮平さんと、こうやっていると」

ベッドで彼に抱きしめられていると、ふとそんな言葉がこぼれた。

「実和子、まだ寝てなかったのか?」

耳元で聞こえる亮平さんの声が、愛おしくてたまらない。この三日間、やっぱり寂しかったのだと気がついた。

「亮平さんだって……。早く寝ないと、疲れがたまってるでしょ?」

「疲れなんて、取り方はいくらでも知ってる。でも、お前を恋しいと思う気持ちのやり場だけは、見つけられなかったな」
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