スパダリ副社長の溺愛がとまりません!
副社長の腕が、時々自分のものと当たるし、近づいているせいか、コロンの香りも風に乗ってきて、匂いに包まれている感じがしてくる。
ーーなんて、今は余計なことを考えている場合じゃない。そもそも私は、仕事では私情は挟まないタイプだ。
それなのに、ちょっとカッコいい人が相手だからって、注意力が散漫になるなんて。
自分で自分を戒めていると、副社長のクックと笑う声がして我に返った。
「広瀬さん、どうかした? 頭を振ってたけど、俺の選択がいまいち?」
「えっ⁉︎ す、すみません。そんなんじゃないんですが……」
いけない。今は、私が絞ってきた候補のインテリアを、副社長に選んでもらっているところなのに。
テーブル席の部長も、一瞬呆れた顔を私に向けた。
「ちょっと疲れた? 少し休憩にしようか。原田部長はどうですか?」
副社長が声をかけると、部長は「ありがとうございます。それでは少し、ブレークタイムにします」と答えて、すっかり恐縮しきっている。
すると副社長は、個室に備え付けられている電話で、なにか指示し始めた。
そして話し終わると、副社長は私の隣に戻ってきた。
「イギリスのティータイムを知ってる?」
不意に副社長に聞かれて、私は慌てて頷く。
「はい、知ってます。テレビや雑誌で見たことがあるので」
ーーなんて、今は余計なことを考えている場合じゃない。そもそも私は、仕事では私情は挟まないタイプだ。
それなのに、ちょっとカッコいい人が相手だからって、注意力が散漫になるなんて。
自分で自分を戒めていると、副社長のクックと笑う声がして我に返った。
「広瀬さん、どうかした? 頭を振ってたけど、俺の選択がいまいち?」
「えっ⁉︎ す、すみません。そんなんじゃないんですが……」
いけない。今は、私が絞ってきた候補のインテリアを、副社長に選んでもらっているところなのに。
テーブル席の部長も、一瞬呆れた顔を私に向けた。
「ちょっと疲れた? 少し休憩にしようか。原田部長はどうですか?」
副社長が声をかけると、部長は「ありがとうございます。それでは少し、ブレークタイムにします」と答えて、すっかり恐縮しきっている。
すると副社長は、個室に備え付けられている電話で、なにか指示し始めた。
そして話し終わると、副社長は私の隣に戻ってきた。
「イギリスのティータイムを知ってる?」
不意に副社長に聞かれて、私は慌てて頷く。
「はい、知ってます。テレビや雑誌で見たことがあるので」