甘くもビターな恋の味。

私がテンパりながらそう言うと彼は笑いながら








「君って面白いね。」








と言ってきた。








いや、何が面白いか全くわかんないんだけど…








「なんか、面白いことありました?」








私は彼にそう聞き返してしまった。








すると








「必死なとこが面白いなって思ってさ。
悪い意味じゃなくね!
僕は、天魁 千歳(てんかい ちとせ)
よろしくね。」








天魁 千歳と名乗る彼は穏やかな性格っぽい。








軽そうな茶色の髪の毛に大きな目。さっき椅子に座る時に見たけどかなり高身長でスタイルがいい。








でも、軽くけなされてない…?








てか、私も自己紹介しなきゃ…








そう思っていると

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