幼馴染と溺愛!?疑似結婚生活!
お兄ちゃんと葵くんの声が、開け放たれたドアから聞こえてきて、ちょっと距離を置いて私は取り込んだ洗濯物、飛駒はカレーを混ぜ出す。
白々しいけど、お兄ちゃんが居る間はしばらくこんな感じになるようだ。
「あのね、うまれたあかちゃんのいぬね、ぱぱにはなしたよ」
「そうか。可愛かったろ。明日には退院だから出産見れて良かったな」
飛駒が食器を出しだしたので、洗濯物を途中でソファに置いて私も手伝いに行く。
飛駒のカレーは確かに可愛いし美味しそうで、私も葵くんも動物の顔になった白ご飯の周りにルーが注がれるのをわくわくと見る。
「退院って、動物は出産して一日とかはやいな」
「帝王切開だからね。自然分娩の手伝いならその場で帰宅だから入院さえしないんですよ」