幼馴染と溺愛!?疑似結婚生活!
次の日は、お兄ちゃんは起きたら仕事に行ってしまって、布団が綺麗に畳まれてあった。
ソレを見て、泣きそうな顔で下を向いた葵くんは、モーニングコールしてきた兄の声で元気を取り戻し幼稚園へ向かった。
飛駒は油断できない状態だからと、仕事場へ泊まりそのまま夜勤へ。
上手くいきそうだった日常なのに上手く歯車がまだ回れない。
「今日、葵くんご機嫌さんでしたね」
七村先生が葵くんが友達たちと遊んでる様子を見ながら嬉しそうだった。
「お兄ちゃんが帰ってきてるからね」
「ふうん。健気ねえ。それより、ほんと、来週の日曜出てよ、お願い」
「来週の日曜?」
何を言ってるのかと首を傾げると、唇と尖らせて怒ってきた。
「合コン! 言ってたでしょ。他の人たちからはOK出たしあとは美結だけだよ」
「今、葵くんを預けられる人もいないし無理無理」
両想いっぽい相手が居ることは上手く説明できる自信が無かったのでそう言うのに、七村先生は諦めてくれない。
「数時間だけでいいかた、ほら、あのイケメンに預かってもらってその隙に」