幼馴染と溺愛!?疑似結婚生活!
「うわ、すごい車」
その一言は、休憩室に入った瞬間に聞こえてきた。
子ども達の昼食を終え、午睡の時間に私たちはいつも通り交代で休憩室へ向かっていた所。
未満児クラスは、昼食を食べれるのは寝かしつけた後、此処だけだ。
3歳クラス以上からは一緒に給食は食べれるが、未満児は補助だけで食べる暇はない。
交代で連絡ノートに記入しつつ、30分休憩をとる。
その時に、その声とともに窓から見えた駐車場の車に私と七村先生は釘つけになった。
「保育園には普通のって来ない様な高級車だね」
「今日、どこかの会社が来るか聞いてたっけ?」
子どもの道具類や、絵本の見本を持ってくる会社であんな高級車で来る人は居ない。
となると、健康診断の打ち合わせで医者とか、はたまた飛び入りの会社?
「そう言えば、再来週の合コンの人数がまだ揃わないってひよこ組の林先生が言ってましたよ」
休憩室に入り、まだ誰も居なかったので適当にテレビを付けたりお茶を用意しながら、七村先生がにやりと笑う。
合コン……。その昔、シスコンだった兄が、初めて行った合コンのお店の前で終わるのを待っていた思い出がある。あれ以来、苦手で行ったことないんだよね。
「一緒に行っちゃいます?」