幼馴染と溺愛!?疑似結婚生活!

一個下の七村先生に呼びとめられて、ちらりと時計を確認した。
まだ保育室に居なくても大丈夫な時間だったので、四歳クラスの教室に入りながら、頷く。
「そう。良い子だから問題ないよ。一時保育さんだから三時ぐらいからになるし」

七村先生は私とは正反対でスラッとした身長に、ボーイッシュなショーっとカットの元気な先生で、歳が近いから仲良くしてもらっているので、葵くんを安心して預けられる。

「へー、良い子なんですか。逆に心配ですね。ストレスに気付けないかも。私ならギャーって怪獣みたいに泣いて自分の気持ちを表してくれる子どもの方が安心できます」

「あはは。頼もしい」

「任せてください。詳しくは手続き終わってから教えてもらいますよ」
「うん。お願いね」

ちょうど設定保育の時間前になったので、慌てて自分の2歳児保育室へ向かう。

保育園と幼稚園の両方を行き来することで葵くんのストレスが大きくなる分、ひよっこながらも全力でケアしようとそう誓う。

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