私、いつも迷惑かけてごめんね(泣)
リハビリの日々はながくつづいた。

いつの間にか1週間また1週間と
過ぎていった。

日に日に段々と長く立てるようになって
少しずつあるけるようになった。

陽 ねぇ。私も嫌だ!!

蒼 あとちょっとじゃないか。俺が支えれば
歩けるんだから。

陽妃はこの時もうリハビリにつかれていた。
自分が情けなく思ってしまったのだ。
だって支えてもらわなければ歩けないそんな
自分に腹が立ってきてるからでもある。
だからって蒼汰先生にあたってしまう時も
こんなふうにある。
だからもっと自分が嫌いになる嫌になるんだ。

陽 だって、進歩しないんだもん!! 蒼汰先生に
支えてもらわないと歩けないし!!もうね、いや
なの。

蒼 ゴメンね。リハビリ休もうか…。今まで頑張った
もんな。最初は30秒も立ってられなかったもんな。

陽 (泣)

蒼 抱きしめる 大丈夫ゆっくりでいいからな。

陽 うん クスンッ

蒼汰先生の胸の中で30分ぐらい泣いた。

陽 ゴメンね。服びちょびちょにしちゃったね。

蒼 大丈夫だよ、落ち着いた??

陽 うん!! まだリハビリやる!!

そしてまだリハビリをした。
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