君が嫌い
ああなるほど。
スタッフさん、俺今日の事一生忘れないから。
これからも通い続けるから、常連ばんざーい。


じゃあ30000円でお願いしまーす。ぐへへ。』


しまったー。気が緩んで本当の姿が垣間見えてしまったじゃないか。


きっとまどかちゃんも聞こえただろうし、幻滅しちゃったかな。


『はい、じゃあおつりが7000円ですね!勝也さんの笑い方って特徴的ですね。私も笑い方特徴的って言われるので何か通じるものを感じますね!』


共感してもらえただとおおおお。
これもう夢見てるんじゃないの、こんな事があって良いんですか。


試しに頬を引っ張って見たけど痛かった。
夢じゃ無いみたい。


ここまで女性に優しく接してもらえたのは生まれて初めてだ。
子孫を残そうとする力が俺の下腹部より伝わってくる。


いかんいかん、落ち着くんだ勝也ジュニア。

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