君が嫌い
『まどかちゃんもそうなんだ。なんだか運命的な何かを感じるね。ぐへへ。』


『運命的なんて大袈裟ですよー。ぐはは。』


って本当にまどかちゃんの笑い方って特徴的じゃん。
営業トークで気を使ってくれたのかと思っていた部分もあったから驚いた。


それにしてもぐははって、筋骨隆々なおじさんの笑い方に似ていて笑ってしまいそうになる。


落ち着け落ち着け、いくら優しいからと言って人の笑い方で笑うなんて失礼極まりない。


それに俺の笑い方について共感してくれたいい子なんだ、絶対に笑うわけにはいかない。
ここは一呼吸置いて落ち着こう。


『いやいや、初対面だけどもう結婚したいもんまどかちゃんと。』


やらかしたぁぁぁぁ。
つい違う話をしようと思ったら本音が漏れてしまったぁぁぁぁ。


いくらいい子だからといっていきなり結婚しようなんて言ったら変態にしか思われない。


『結婚?』


やはり俺の言葉に疑問を感じて首を傾げている。
おいおい、君はリスさんか何か他の可愛い小動物ですか?

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