君が嫌い
可愛いな、ちくしょう。
どうやらこの子といると冷静でいられないようだ。


しかしこのまま変態モードのままだとストーカー候補にされては困る。
ここは一旦落ち着いて何としても誤魔化さなくては。


深呼吸して心を落ち着かせる。


『いや、あれよあれ。けっこ……結構いい奴だねまどかちゃんはって言ったんだよ!!結婚なんて一言も言ってないからね!!』


苦しい言い訳に聞こえるかもしれないけどこれで納得してくれると助かるんだけど流石に厳しいか。


『あっ、なーんだ、そうでしたか。てっきり結婚しようって聞こえちゃったのでビックリしましたよー。ぐはははは。』


どうにかこのピンチ乗り越える事が出来たみたいで助かった。


それにさっきはおっさんの笑い方とか言ったけど、だんだん愛らしくなってきたぞ。
恋は盲目と言うけどその気持ち今なら分かる気がする。


それにしてもまどかちゃんって天然なのかな。
自分でも言うのもあれだけど、よくあんな苦し紛れな言い訳で納得してくれたな。


でももし天然なら鬼に金棒だな。


この話についてこれ以上深く話しても俺が墓穴掘る可能性が高いからとりあえず話題を変えよう。

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