女の子の秘密
『いっそ、何も伝えずに断酒してしまおうかな』

机に突っ伏してそんな事を考えたが、自分に断酒が出来るかと問えばかなり難しいだろう。

バタバタと忙しくしていた時は忍の目もあるし、月1位で何とか乗り切った。

だが、余裕が出来れば飲みたくなる。

しかも、家で飲めないとなれば、羽奈をだしに飲むしかないのだ。

断酒か、話すか・・・。

頭の中でグルグルと二つの言葉が回っている。

そんな中、襖の開く音が聞こえてきた。

「羽奈ぁどうしよう。ワクだって言うべき?それとも断酒するべき?
ねぇ黙ってないで何とか!? し、忍さん!?」
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