イジワル社長は溺愛旦那様!?
「ええっ……」
「元々食事を作るのも好きだし、掃除洗濯も好きだし……それに人の世話を焼くのも好きなんだ」
確かに面倒見の良さは尋常ではないと、出会ったばかりの時は思ったが、お風呂の面倒までみられるのはどうかと思うのだが――。
「身も心も夫婦になったんだから、これからは俺に愛される覚悟をしてもらわないと……」
(愛される覚悟って、なにっ!?)
そして湊は、目を丸くする夕妃を逃がさないと言わんばかりに、後ろからバスタブのふちをつかんで湊は体を寄せてくる。
「繰り返し言うけれど、俺の愛情は重いからね。心しなさい」
「はっ……はいっ……」
「うん、いい子だ」
半ば脅されるように、うなずかされてしまったが、湊が嬉しそうだったので、まぁいいかと思ってしまった。
そして確かに湊の溺愛は、日々変わらずに――
夕妃が桜庭との問題を解決した後はより一層、深くなるのだった。
【上司と部下で、新婚で】完結