チューリップ



赤井菜々子…



私のクラスの生徒…




出席率が高くて、よく授業に参加している。


確か、リュウと陽介君と同じ中学校…






なんで、笑って私を見てるの?





「何がなんだかさっぱりわからないって顔ね。」



そう言って私の鼻を触ろうとする。




「っや…!」



私に近づく手を振り払う。









蘇るおぞましい過去…







『ポタッ。』




気づけば涙があふれ出していた。











私はどうすればいいの?




過去を乗り越えることは私にはできないの?
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