ジュリエットの君とロミオになれない俺



するとふいに、

さっき教室に入った時は気がつかなかったが



妙に静かでちらほらこっちを見る生徒達に少し違和感を感じた




そんな俺に気づいた坂下さんは言う




「…居づらい?」


「え、なに?」


「嫌だったら…田村くん戻っていいよ」



「なんで?嫌じゃないよ、それに俺坂下さんとご飯食べたいんだもん」



まっすぐ彼女の目を見て続ける




「周りがどう思おうが関係ないじゃん」



すると、目をそらし坂下さんは俯向く




「そう、だよね…田村くん優しいね」




そういう坂下さんは少し顔が赤いようにみえる

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