ジュリエットの君とロミオになれない俺




予想以上に声がでかくて恥ずかしかった


彼女はそんな俺を見て笑った




かわいい…



「そんなに否定しなくても」




口元を手で押さえてまだ笑ってる



夢みたいだ

坂下さんと話していることも

こうやって、坂下さんが俺との会話で笑顔になってくれていることも




「ここ、私の教室」




そんな小さなことを喜んでいると、坂下さんの教室へ着く、そこは2年F組




F組は学科が違うため知り合いはいない。


なんだか妙に緊張する

坂下さんに続いて教室に入る




「前の椅子使っていいと思うよ」




坂下さんの前の席の椅子を借りて、坂下さんと向かい合わせに座る


< 9 / 20 >

この作品をシェア

pagetop