溺甘プレジデント~一途な社長の強引プロポーズ~


 このまま引き下がろうなんて思ってない。

 本当に彼が婚約しているとしても、私が彼と恋を続ける権利はある。
 追いかけたらダメって解ってても、追わないと何も分からないならそうするしかない。


 彼が私だけを愛してくれていたらいい。

 本当に雨賀碧との関係があるのだとしたら、股がけは許しがたいけれど、目の前で終止符を打ってくれたら、許してしまうと思う。


 雨賀碧がライバルになるとは思わなかった。

 とんだ強敵だ。外見も見劣りするだろうし、桃園さんに似合う知名度も話題性も私にはないのに。


 ――どうして、桃園さんは私を選んだの?


< 136 / 251 >

この作品をシェア

pagetop