呆れるほどに不器用な恋を、貴方と。
話?何を話すの?今更……、
「央、今聞かなかったら又聞けばよかったかもってウジウジ悩むよ。ちゃんと聞いて、許せなかったらすっぱり振ってこい!」
まだ悩む私の背中を押すようになっちゃんが言う。
子供達にもいつも言ってるでしょ?なんておどけて行きやすくしてくれる。
なっちゃんがいてくれて、良かった。
「…………マスター、ごめんなさい。今日は甘えさせて貰います」
エプロンをはずして頭を下げる。
雄大もほっと息をついているのが分かった。
「なっちゃん、ありがと。又連絡する」
「ふふっ、いいのよ。今日はケーキを教えてもらったお礼ね」
「毎回教えてあげる!」