本当の君を好きになる
***
「──アハハハッ!!」
湊くんの笑い声を聞きながら、私は頬を膨らませていた。
「そんな顔しなくても良いじゃん!」
「だって!!絶対に誤解されたじゃん!!」
「ちゃんとマフラーで顔隠してたし、大丈夫だよ。」
「本当に怖かったんだからね!?」
「はいはい、ごめんなさいー。」
「思ってないでしょ!?」
先程の店を離れて、少ししてから肩から手を話してくれた湊くん。
歩道を歩きながら、私は声を荒らげる。
「まあ、買い物も済んだことだし、ちょっと付き合ってよ。」