本当の君を好きになる







「確かに、王子モードの直登は女子からキャーキャー騒がれるような存在だったとは思うよ?でもさ、今の直登だってすごく魅力的だよ。

素直じゃないけど、相手のことをきちんと考えてるところとか、不器用な優しさとか……挙げ始めたらきりがないけど、今の直登だって、普通に皆からモテてたと思うよ。」




「そっ……そんなことっ……。」




「てか、そんな事気にしなくて良いんだよ!私は十分思い出作れたと思ってるし、これからまだまだ楽しいこといっぱい待ち受けてるんだから!」





私の言葉に、直登は目をそらし、下を向いてしまった。そんな彼の左手を私は両手で優しく握った。




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