完璧な彼は、溺愛ダーリン


「散らかってたらごめん。割と掃除はしている方なんだけど」

「どこがですか。逆に綺麗過ぎて」


入ってすぐの扉を開けると広いリビングダイニング。
三人掛けのソファが置いてあって、壁掛けのテレビにローボード。
何インチなのかはわからないけど、違和感なくその場に収まる大きさだ。

テレビの横に置いてあるのは、ブックシェルフスピーカー。


「ソファに座ってて。飲み物持って来るよ。何がいい? って言ってもコーヒーかお茶になるけど……」

「あ、どっちでも大丈夫です。ありがとうございます」


余りにも綺麗だし、それに凄く広くて、想像以上に驚いている。
きっと葛木さんは綺麗好きなんだと思う。
でなきゃここまで綺麗になんて出来ない。


私の部屋も決して汚いわけじゃないけど、ここまで整理整頓されていない。
もう少し生活感ある。

キッチンも使っているのかな? と思うぐらいにピカピカだ。
でも、きっと使っているのだろう。
様々な調味料が並んであるのがここからでも見える。


……料理も出来るのかな、葛木さんは。
欠点をください。どこか。


キッチンへ向かった葛木さんを横目に、私はソファへと腰かけた。
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