First Love〜ベランダ越しの恋〜
プルルルル……
疲れきって寝かけていたが、携帯の着信音で目が覚めた。
携帯を開くと、着信は龍二くんからだった。
「もしもし?」
「あ、龍二だけど。もしかして今寝てた?」
「寝かけてた。」
「マジ?ごめん起こして。大した用じゃないから、切るね。」
「あ…待って!」
なんで引き止めたのか、自分でも良く分からなかった。でも、何故だか今は一人で居たくなかった。
「もうちょっと…話したい。」
「羽美ちゃん…あのさ、俺原付持ってるから今から会いに行っていいかな?」
今から……
少し迷ったが、寂しさに負けてOKした。
「どこに行ったらいい?」
「西町に入ってすぐのコンビニ分かる?そこに来てくれる?」
「分かった!飛ばして行くから。」
電話を切った後、私は着替えてすぐに家を出た。
外で待って10分くらいしてから、龍二くんが来てくれた。
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