悠久のシャングリラ
第五章 真実への扉


《 時は流れて 世界は揺れる

いつもひとりの私

微かな匂い ふわり漂う

いつか陽が差すように 空を彩る

虹に憧れ 何十年でも 手を伸ばす

みんなに届くように、と願い続ける

私はここにいるよ、と呟き消える

暗く閉ざされた世界にひとりの

私は眠りの中に誘われーー 》

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