私が貴方を好きになればなるほど貴方は私を嫌いになる


『あんたも友達もだけど、自分の事もっと考えるべきだと思う』


『え?』


そう言って
私の事をまっすぐ見てた。

いつもの嫌いだとか
そんな事言ってる時の目じゃなくて

まっすぐに私を見てて

その瞳にまた吸い込まれそうな
そんな気持ちになった。

見透かされてるようなそんな気持ちに



『どういう、、』


ルイ君の言葉の意味をちゃんと聞きたくて
聞き返そうとした私。



だけどその声は



『ルイ君ッーー!』



後ろから聞こえたその声に飲み込まれてしまった。


私とルイ君はもちろん振り返る。

そこには

息を切らして顔を赤くした子が
キッとこっちを見て立っていた。


あ、、

みさりんが叩いた子。



咄嗟に少し後ずさりしてしまう


嫌がらせが無くなったにしろ
私に対する気持ちは変わってないだろうし。



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