幼なじみ
「ごめん起こして。」

「ううん。平気。それより今日は泊まりじゃなかったの?」

「明日学校だし帰って来た。朝着替えに帰ってくんの面倒くせぇし。」

「…彼女は?大丈夫なの?怒ってたみたいだけど…。」

「彼女じゃねぇし!ただのセフ……いや、何でもない…。」

「セフ?何?」

「何でもねぇって!俺風呂入ってソファーで寝る。萌はここで寝てていいから。」

「うん…。おやすみ。」

「おやすみ。」



パタン…。


「はぁ…。」

部屋から出た俺は深いため息…。
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