カーネーションの花束を君に
彼女が泣き止んだ頃には



ザーザーと雨が降っていた



このままじゃ風邪ひくな



とにかく彼女はまだ動けそうにないので




「取り敢えず俺の家まで行くから」



と言い彼女をお姫様抱っこして駅まで向かった



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