カーネーションの花束を君に
親友と言う固い絆は



こんなことで簡単に崩れてしまった




朝香は走りだしたけど




今の私は動くことさえ出来なかった




そこに隼君がやって来て




「豊音ちゃん!大丈夫か!?」





と心配してくれる隼君





でも今はっ!




「朝香を、追って」




けどその言葉は隼君には




「それより今は豊音ちゃんだ」





届かなかった

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