killer×love
・・・。


も、もう会話終了、かな?


それならそろそろさっきの店に行かないと。


「それでは」


頭をぺこりと下げて、おばあさんに背を向けると「あ、お姉ちゃん」と再び声をかけられた。


もう、何なのよ。日本人って鬱陶しいな。


まぁ、もちろんそんなことは口にせずに、無理に作った笑顔で「何ですか?」と答えた。


「日本はいいところだよ。

じっくり、楽しむんだよ」


「...」


純粋な笑顔を私に向けたおばあさん。

こんな殺し屋にそんな笑顔、もったいないほど素敵だ。

そして、私は何も言えないままそんな笑顔を無視するかのように、その場を立ち去った。

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