お姫様とお嬢様
『水木ナツ』
そう書かれたプレートの前で立ち止まった。
『傷付けるなら会うな。』
今更はぁ兄の言葉が頭の中にこだましてる…。
あたしは会ってどうするつもりなんだろう…。
ナツ君…。
病室に入れないあたしはただその場に立ち尽くした。
「乃彩?」
「裕介君…。」
はぁ兄と同じグループの裕介君が病室から出て来た。
バラバラに動いてるはぁ兄達は珍しい…。
「ナツなら寝てて起きないけど?」
「何で!?」
「薬のせいでただ寝てるだけ?俺今から打ち合わせだから帰るけど。薬飲んだ時間と俺らがナツを迎えに行った時間が短かったからよかったものの…。」
「もし今日が休みだったら…。」
「寝て起きなかっただけとか?何気に平気じゃねぇ?じゃ、後ヨロシク。」
そう言ってナースセンターに行ってしまった裕介君…。
どうしよう…。
そう書かれたプレートの前で立ち止まった。
『傷付けるなら会うな。』
今更はぁ兄の言葉が頭の中にこだましてる…。
あたしは会ってどうするつもりなんだろう…。
ナツ君…。
病室に入れないあたしはただその場に立ち尽くした。
「乃彩?」
「裕介君…。」
はぁ兄と同じグループの裕介君が病室から出て来た。
バラバラに動いてるはぁ兄達は珍しい…。
「ナツなら寝てて起きないけど?」
「何で!?」
「薬のせいでただ寝てるだけ?俺今から打ち合わせだから帰るけど。薬飲んだ時間と俺らがナツを迎えに行った時間が短かったからよかったものの…。」
「もし今日が休みだったら…。」
「寝て起きなかっただけとか?何気に平気じゃねぇ?じゃ、後ヨロシク。」
そう言ってナースセンターに行ってしまった裕介君…。
どうしよう…。