お姫様とお嬢様
舜太の仕事がうまく行ってないのかな…。
合併して上に立つのはどっち?
「あっ、安心してください。パパが社長に就任してうちが経営不振に陥っただけですから。舜チャンが助けてくれたんですよ。」
「何が言いたいの?」
「先輩、しばらくアメリカ行くんですよね?」
「だったら?」
「あたし、まだ舜チャンが好きです。だから正々堂々勝負しましょう?」
ムカつく…。
愛芽は負けないもん。
「勝負になるとイイね。舜太は愛芽しか見えてナイよ。」
「そうですか。でもやるだけやりますのでヨロシクお願いします。」
ペコッと頭を下げられた。
ムカつくムカつくムカつく…。
気付けば元カノの胸倉を掴んでた。
「舜太に手出したらマジぶっ殺す。」
無意識にそう言ってた。
負けない負けない。
絶対負けない。
「ちょっと愛芽!?何してんの!!」
「あっ…。」
乃彩が愛芽を止めた。
合併して上に立つのはどっち?
「あっ、安心してください。パパが社長に就任してうちが経営不振に陥っただけですから。舜チャンが助けてくれたんですよ。」
「何が言いたいの?」
「先輩、しばらくアメリカ行くんですよね?」
「だったら?」
「あたし、まだ舜チャンが好きです。だから正々堂々勝負しましょう?」
ムカつく…。
愛芽は負けないもん。
「勝負になるとイイね。舜太は愛芽しか見えてナイよ。」
「そうですか。でもやるだけやりますのでヨロシクお願いします。」
ペコッと頭を下げられた。
ムカつくムカつくムカつく…。
気付けば元カノの胸倉を掴んでた。
「舜太に手出したらマジぶっ殺す。」
無意識にそう言ってた。
負けない負けない。
絶対負けない。
「ちょっと愛芽!?何してんの!!」
「あっ…。」
乃彩が愛芽を止めた。