マザー症候群

 「抱き合って軽くキスするだけなら許せるわ。母親が迎えに来ているのよ。赤いものまでちろちろさせる。見せびらかせてからに。許せない。絶対に、許せないわ」
 「そこまでするか」
 と、知美が美波に。
 「するのよ。それも大勢の群衆の前で。波斗は私のものよ。母親のものじゃないのよ。と、大声で宣告しているのよ」
 「相当なものね」
 「こわ~い」
 知美と真知子も、波斗の彼女の凄さを実感した。




 
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