マザー症候群

「ええ嫁になりたい。その為に料理も習ってるし。お茶やお花も」
 と、道瑠が語句を強めて。
 「きっと、わかってくれるよ」
 波斗が楽観的な言葉を述べた。
 「お母さんは何がお好き?」
 「ええと・・・」
 「波斗の家に行く時、飛び切り気に入るものを持って行きたいねん」
 「それならケーキがいいかも。お袋、ケーキには目が無いから」
 「ケーキか。よっしゃ」
 道瑠の目がひときわ輝いた。



 
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