お嬢様と7人の男子

「本当に申し訳ない」


愛梨のお父さんは土下座をした


「あんたなんか、あんたなんか……父親でもなんでもない……」


「分かってる、君の父親になる資格なんてないことを。本当に申し訳ない」



「あんたは1度も母さんのそばにいなかった、母さんを捨てたんだよ……僕はいや俺は許さない」

「許さなくて構わない…自業自得だから。だけどもう私は寿命は長くないんだ。愛梨を1人にしたくないんだ、だから今うちあけた」


「それで、どうすれと?」


「お願いだ、愛梨を守ってくれ……兄として
そして、前田くんと一緒になるようにと」


「じゃあ……約束してください。もう俺の前には二度と現れないで下さい、それと母さんと墓参りに行ってやってください」


「分かった、約束する。絶対に守る」


「あと、あなたが父さんだったとしても一切俺はあなたが父さんだってことを認めませんから。それだけは頭に入れて置いてください」


「……分かった。」


「じゃあ帰ります。あいりの傍にいてやってください」
要はその場を去った


要の目は死んだ魚の目のようだった
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