お嬢様と7人の男子
そして1週間が過ぎた愛梨は無事に退院した
次の日にはアメリカに帰ることになってる
愛梨は要に連絡した
「もしもし、要。今日時間ある?」
「あるけど、どうしたの?」
「ちょっと二人で行きたいところがあるんだけど」
「別にかなわないけど」
「じゃあ13時に駅でまってる」
「分かった」
ー13時
要は先に駅の前で待っていた
「ごめん、待った?」
「ううん、今来たばかり」
要は愛梨に見とれていた
「どうしたの、そんなガン見して」
「いや、別に」
「変?」
「変じゃないよ」
「じゃあどうしてなのよ」
「愛梨、大人になったなって。なんてね」
「なにそれ」
「で、どこに行くの?」
「あ、言うの忘れてたね。神社行きたくて」
「へぇー、何かお願いごとでもするの?」
「うん、まぁね」