わたしのいちばんすきなひと。
飲み会も盛り上がっていた中盤、1人の女子が大下くんに聞いた。
「それがなー…」
〜〜♩ ♩
大下くんの言葉をさえぎるかのように電話が鳴り響いた。
ちょっとごめんと言いながら
木下くんは電話に出た。
「え、お前来れたん?
店の外出て行くからちょっと待ってろ」
そう言って大下くんは電話をしながら外に出た。
みんな誰が来たのだろうかと気になりだした。
遅れて来るという連絡があった人がいなかったし…
一体誰だろう…