わたしのいちばんすきなひと。



「お待たせー!!みんな懐かしの片岡だぞ!」



え…
一瞬時が止まった。

来れないんじゃなかったの…


「みんな久しぶり。」


久しぶりに聞いた懐かしい声。



最後に会った時は髪の毛が金髪に近いくらい明るかったのに今は黒くなってさわやかなブルー系のネクタイをしてスーツもばっちり着こなしていた。


別人のようだった。


「え?あれ片岡なの?」

隣の席で明菜が小声で話しかけて来た。


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