イジワル上司に甘く捕獲されました
落ち着いた私は許可をいただいて、二人を応接室に案内した。
どうやら二人はマネージャー研修で昨夜からこっちに来たらしい。
「せっかく遠路はるばる来たんだからもっとゆっくりしたいのに、今日の夜には帰らなきゃいけなくてさ。
でも美羽ちゃんに会えて良かったよっ。
もう峰岸、何だかんだと恐いしさあ。
潤もこの研修、来る筈だったんだけど、どうしても折り合いつかなかったんだよ、今、あいつ山場だからさ」
「ちょっとっ!」
峰岸さんに肘でつつかれながら慌てる桔梗さん。
私には何の話か検討もつかなかったけれど。
先生に叱られた子どもみたいに肩をすくめる桔梗さんと。
呆れ顔で桔梗さんを見る峰岸さん。
改めて二人を見ると。
本当に、何というか……迫力がある。
桔梗さんは長身、相変わらずの目をひく容姿だし。
峰岸さんは誰もが振り返る美人だ。
そんな二人が揃うと華やかですごく威圧感がある。
思わず見つめずにはいられないくらい。
……ここに潤さんがいたら。
もっと華美な雰囲気だったんだろうなあ……。
フッとどんな時も浮かぶ大好きな人の顔を想像して、小さく微笑んだ私に。
「どう?
元の支店は?
もう慣れたの?」
ニッコリと妖艶な笑みを浮かべて私に尋ねる峰岸さん。
「あっ、えっと、はい。
戻ってすぐの頃は戸惑いましたけど……異動で着任された方のお名前を教えていただいたりして……」
返事をする私に。
「そう、良かったわ。
……まあ、あなた、事務処理能力高いし、そっちは大丈夫そうよね」
ポソリと呟く峰岸さん。
「優秀だから札幌支店に赴任してたんだし。
何より美羽ちゃんは可愛いからなっ。
何せ、あの潤がベタ惚れだし」
明るく笑い飛ばす桔梗さんの言葉に。
私は曖昧に微笑む。
どうやら二人はマネージャー研修で昨夜からこっちに来たらしい。
「せっかく遠路はるばる来たんだからもっとゆっくりしたいのに、今日の夜には帰らなきゃいけなくてさ。
でも美羽ちゃんに会えて良かったよっ。
もう峰岸、何だかんだと恐いしさあ。
潤もこの研修、来る筈だったんだけど、どうしても折り合いつかなかったんだよ、今、あいつ山場だからさ」
「ちょっとっ!」
峰岸さんに肘でつつかれながら慌てる桔梗さん。
私には何の話か検討もつかなかったけれど。
先生に叱られた子どもみたいに肩をすくめる桔梗さんと。
呆れ顔で桔梗さんを見る峰岸さん。
改めて二人を見ると。
本当に、何というか……迫力がある。
桔梗さんは長身、相変わらずの目をひく容姿だし。
峰岸さんは誰もが振り返る美人だ。
そんな二人が揃うと華やかですごく威圧感がある。
思わず見つめずにはいられないくらい。
……ここに潤さんがいたら。
もっと華美な雰囲気だったんだろうなあ……。
フッとどんな時も浮かぶ大好きな人の顔を想像して、小さく微笑んだ私に。
「どう?
元の支店は?
もう慣れたの?」
ニッコリと妖艶な笑みを浮かべて私に尋ねる峰岸さん。
「あっ、えっと、はい。
戻ってすぐの頃は戸惑いましたけど……異動で着任された方のお名前を教えていただいたりして……」
返事をする私に。
「そう、良かったわ。
……まあ、あなた、事務処理能力高いし、そっちは大丈夫そうよね」
ポソリと呟く峰岸さん。
「優秀だから札幌支店に赴任してたんだし。
何より美羽ちゃんは可愛いからなっ。
何せ、あの潤がベタ惚れだし」
明るく笑い飛ばす桔梗さんの言葉に。
私は曖昧に微笑む。