イジワル上司に甘く捕獲されました
その代わり。
たくさんの込み上げる感謝の気持ちをこめて。
私を二人に頭を下げた。
「……ありがとうございます……っ。
心配……してくださって。
ここまで来てくださって……」
そんな私に。
「元部下の様子を見に来るのは当たり前よ」
と、素っ気なく返す峰岸さん。
「美羽ちゃんの可愛い顔が久しぶりに見たかったし」
と、相変わらずの軽い感じで返してくれる桔梗さん。
「峰岸、照れてやんの。
顔が真っ赤」
からかう桔梗さんに。
「う、うるさいわねっ、そもそも何で私がっ。
……桔梗くん。
あなたの好きな人に色々吹き込むわよ」
「な、何だよっ、
す、好きなヤツなんて店にはいないしっ」
「……私、お店なんて言ってないわよ?」
意地悪そうに微笑んだ峰岸さん。
そんな二人の様子がやっぱり可笑しくて。
やっぱり私は笑ってしまった。
パシャリ。
シャッター音が響く。
気付けば。
峰岸さんが私をスマートフォンで撮っていた。
「瀬尾くんへのお土産よ」
ニッコリと笑う峰岸さんは本当に妖艶で。
……どうして潤さんが私を選んでくれたのか改めて謎に思うほど。
「……全く、手がかかる人達ね。
あなた達も桔梗くんも。
……もう少ししたら状況が変わるわよ。
そうでなければ私が札幌支店にいる意味がないんだから」
「そうそう。
もう少ししたら潤、落ち着く筈だし。
今月末の社報を楽しみにしててよ、美羽ちゃん」
軽くウィンクをしながら謎の言葉を残す桔梗さん。
「あら、もうこんな時間。
飛行機に間に合わなくなっちゃうわ。
ほら、桔梗くん、行くわよっ。
じゃあ、橘さん、またね」
「美羽ちゃん、また札幌に来てねっ」
来た時と同様、嵐の様にバタバタと二人は帰っていった。
たくさんの込み上げる感謝の気持ちをこめて。
私を二人に頭を下げた。
「……ありがとうございます……っ。
心配……してくださって。
ここまで来てくださって……」
そんな私に。
「元部下の様子を見に来るのは当たり前よ」
と、素っ気なく返す峰岸さん。
「美羽ちゃんの可愛い顔が久しぶりに見たかったし」
と、相変わらずの軽い感じで返してくれる桔梗さん。
「峰岸、照れてやんの。
顔が真っ赤」
からかう桔梗さんに。
「う、うるさいわねっ、そもそも何で私がっ。
……桔梗くん。
あなたの好きな人に色々吹き込むわよ」
「な、何だよっ、
す、好きなヤツなんて店にはいないしっ」
「……私、お店なんて言ってないわよ?」
意地悪そうに微笑んだ峰岸さん。
そんな二人の様子がやっぱり可笑しくて。
やっぱり私は笑ってしまった。
パシャリ。
シャッター音が響く。
気付けば。
峰岸さんが私をスマートフォンで撮っていた。
「瀬尾くんへのお土産よ」
ニッコリと笑う峰岸さんは本当に妖艶で。
……どうして潤さんが私を選んでくれたのか改めて謎に思うほど。
「……全く、手がかかる人達ね。
あなた達も桔梗くんも。
……もう少ししたら状況が変わるわよ。
そうでなければ私が札幌支店にいる意味がないんだから」
「そうそう。
もう少ししたら潤、落ち着く筈だし。
今月末の社報を楽しみにしててよ、美羽ちゃん」
軽くウィンクをしながら謎の言葉を残す桔梗さん。
「あら、もうこんな時間。
飛行機に間に合わなくなっちゃうわ。
ほら、桔梗くん、行くわよっ。
じゃあ、橘さん、またね」
「美羽ちゃん、また札幌に来てねっ」
来た時と同様、嵐の様にバタバタと二人は帰っていった。