なぜか私、年下ヤンキー手懐けました。
先生と結ばれたいとか。


いつか想いが伝わればいいだとか。


そんなこと考えていないはずだった。


卒業と同時に諦めて、ちゃんと前に進もうって。


そう思ってた。


ただ、それが少し早まっただけじゃないか………。




そうは思うのに、私の心は沈んでいくばかり。


本当は、どこか期待してたのかな?


いつか、先生にきちんと想いを伝えて。


もしかしたら。


本当にもしかしたら、先生と一緒にいる未来もあるんじゃないかって……。


本当はそんなこと思ってた?



そんなこと、絶対にあるはずないのに。


私はバカだ。大バカだ。




「おねーさん!ひとりで何してんの〜?」


「……」


「こんなとこ座って寒くな〜い?」


……………神様ってやつは、感傷にも浸らせてくれないのか。


私の前に現れたのは、見るからにナンパ野郎な2人組。


「別に寒くないです」


「え〜そんなわけないでしょ〜?俺らと暖かいとこで年越ししな〜い?」


「しません」


するわけないだろが。


てかさ、TPOを考えようよ。


普通さ?大晦日の日に神社の敷地内でナンパとかするか?
< 148 / 345 >

この作品をシェア

pagetop