林檎はあまいかすっぱいかのレビュー一覧

平均評価星数 ★★★★★ 5.0
★★★★★
2017/03/24 17:35
投稿者: 高山 さん
ネタバレ
高校文芸部の一時…

上手く男女の情景を切り取ったような作品。

ほのぼのしながらも、何処か文学的な感じもします。

こういう短編は個人的にも好きですね。

後は読んで確かめて下さい。

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★★★★★
2017/03/15 03:08
投稿者: 瑠鈴 さん
ネタバレ
外見と本質

林檎は赤いという考え方をしたならば、青林檎はどうなのか。赤いのは皮だけで、全体の一割にも満たない。
そんな外見だけ見ていても、本質なんて分からない。

まるで屁理屈。捻くれたような林檎の命題を語る彼だけれど。

林檎の赤と、さくらんぼの赤。

ーーーーでも、優しさが見え隠れする。



林檎の命題に確かにそうだなと頷きつつ、最後の、みのりの描く文章に色んな思いが込められていて、そんなふわりとした、彼らの創り出す雰囲気に心が奪われました。
可愛らしい表現をぶっきらぼうに口にする智君に、きつくも温かさを感じるその行動にキュンとしながら。

一文一文の言葉と表現が綺麗で、余韻が忘れられず、何度も何度も読み返して。
けれども素敵過ぎて、私なんかには言葉をまとめる事が出来ません。言葉には表せない程の、そんな素敵な作品でした。

是非、御一読下さい。

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★★★★★
2017/03/04 12:41
投稿者: 洋梨 さん
ネタバレ
たぶんきっと、恋をしている。

外見に惑わされるというのはよくある話だ。

林檎が赤いという人は物事の本質を理解していないらしい。なるほど、確かに林檎が赤いのは皮だけであって、全体の1パーセントにも満たないかもしれない。屁理屈かもしれないが、確かに理にかなっていると思う。

そしてそれはきっと、ニンゲンも同じなのだろう。

林檎のような頰。桜桃のような色。
さて、味はあまいかすっぱいか?

放課後の部室で繰り広げられる、ほんのりピンク色のようなやさしいこの雰囲気、とてもすきです。

最後の一行に心を持っていかれました。
ストンと心に落ちてくる文章を、どうかみなさんも感じていただければ。
ぜひご一読を。

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