祐也と私と一平先輩
「頑張れ綾乃っ!!」


自分を鼓舞すると、「えーと?」先生の撮影用のカメラを探す。

あれ?さっき机の上に無かったっけ?


ん?


カメラどこだっけ?


キョロキョロするも机の上にはない。

机の下にもないし、スクバの中にもない。


あれぇ、どこだっけ?記憶はあいまいでハッキリしない。



生徒会室に置き忘れてたかな?


きっとこんなことも彼に怒られちゃうんだよね。

『ちゃんと管理してない』ってさ。


「ふぅ」さっきからため息ばかり。


時計を見ると5時を回っている。

早くしないと先生帰っちゃうし、
私は校舎の4階で一番奥にある生徒会室に取りに行くことにした。

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